これは夏休みの時退屈しのぎに書いた感想文みたいなやつだ。(最初はつぶやきだから、感想文らしくないね)ちょうど「あの花」という人気アニメが終わったばかりなので、それをコメントしてみた。今ここに発表させてもらう。皆さんは文面について何かわからないところがあったら中国語でも説明してあげる。
もう一度だけ~あの夏休みへ~
久々の執筆に私は戸惑った。目移りほどの春アニメという宴を満喫したその直後はまた夏アニメの始まり、いくら夏休みに引きこもり派の私だとしてもさすがにそこまでの余裕はないね。なぜなら、ハードディスクに積み上げたギャルゲームやライトノベルをちらり見ると、「少年よ、二次元世界での修行はまだまだこれからだよ。(もちろん日本語の勉強もそれと一緒)」ってこういう囁き声が心の奥に響いているかのように、私はもし一日が48時間になったらいいかなぁって望んでる。そしてPSPのほうは「俺の妹ポタブル」も攻略しているんだけど、まだ黒猫ちゃんとの人生相談中、こうして色々立て込んだこの充実な夏休みに暇を挟んでコメントの続きをする時に戸惑った。そう、今回はやっぱり春アニメにしようかって作品の余韻がまだ頭の中にこびりついて離れないという絶好調に乗ってさっさと本題に入ろう。
予想通りに今回一番人気を取ったのは「あの花」。一話目を見たら、これってなかなかいい作品じゃん、たぶんこれからの人気も鰻上りだろうって、ちょっと心を動かされた感じになってこういう兆しが見えた。そして「まどか」の決めた「三話目ルール」によって三話目を見たら、今回はやっぱり「あの花」の優勝に決まってるだろうってもう見当がついた。実はこういう涙ぐましいプロットは一番人気を勝ち取りやすいと思う、人気を勝ち取るにはまず涙を勝ち取ることなんだ。最も都合の良い手段として人々の心を浸透し、その奥の何か脆い内面と響き合えば、感傷的な人々にはきっと共通の思い出を蘇らせるだろう。これでほぼギャルゲームと同じように人々の心の最終防御線を突破したら、人の心を勝ち取るのも全然不思議じゃないと思う。オリジナルのアニメなので、つまり「あの花」製作組はプロットにいっぱい工夫を凝らして結果的にもそれなりの大人気を勝ち取ったのが分かった。これって何と言うべきか、力作を捧げた者へのご褒美っていうのはもっともだろう。
もうひとつ言わなきゃならないのは選曲。
芽衣子を失ったあの日にみんなの楽しい時間は止まった、耐え難い悲しみに打ちひしがれている。「自分の過ちや無力こそ大事な人を突き落としたんだ」って、そういう罪悪感に苛まれたみんなが過去に囚われたまま、心も釈然としなかった。あげくの果てに、子供頃の思い出はそれぞれの自己嫌悪という圧力の源となり、お互いの間にもわだかまりができてしまった。過ぎ去ったその十年間に仲間たちはだんだん遠ざかっていく、もう二度と十年前のあの無邪気な八月に戻れはしない。こんな悲しみに包まれた物語の展開にぴったりしたのがまさに「secret base~君がくれたもの~」というエンディングテーマ。「君と夏の終わり、将来の夢、大きな希望忘れない。10年後の8月また出会えるのを信じて、最後の思い出を。」主人公たちの心境に合わせてメロディーも歌詞もその願いを伝えてくれた。しかし、その願いはしょせん未来永劫叶わない夢のかけら。懐かしくてまた切ないこの歌を聴くと、頭の中にはまるでフラッシュバックのようにアニメのシーンが次から次へと思い浮かんできた。最終話でこの歌声が流れ出すとともに、雰囲気も感動の絶頂になだれ込んだ。成仏の直前に現れた芽衣子の愛しき姿はみんなの心に贖いを与えた。それは奇跡としか言えない、みんなが信じるかどうかは自由だが、私自身は信じる。悲しみの果てにまた癒され、10年後の8月の正夢はこの物語に終止符を打った。ハッピーエンドとは言えないけど、一応グッドエンドだろう、いいえ、むしろこんなのは一番完璧だと思う。
アニメを見終わり、そういう感無量な気分が五臓六腑に染み渡っているうちに少しでも私の共感を呼び覚ました。幼い頃の仲間たちの面影は時の流れにぼやけていき、揺らめく淡い残像のように儚く見える。ここ二年の間に同窓会は一年一度ぐらいあるけど、もはや顔繋ぎとさえ言えない。どこかのレストランに集まり、食事が済んだらカラオケやバーではしゃいだ後は終わり。代わり映えのしない同窓会にはぎくしゃくした空気がよどんでいる。昔のように野郎とも一緒に遊んだり喧嘩したりの長閑な光景に引き替え、打ち明け合った言葉もろくに交わせない今の同窓会はなんとなくおざなりな儀式っぽく感じる。これとは大人になる前に背負うべき覚悟だろうな。今までの人生の酸いも甘いも噛み分けているうちにその嘆きもそっと心にしまい込んでしまった。
あまりの思い過ごしにいつも自分を悩みに陥れてしまう。取り越し苦労だと分かっていてもそういう感情がとめどなく込み上げてくる。だからこそこういう涙ぐましい作品が私にちょっと苦手で、それに対しては敬遠の態度を持っている。
習慣としてこのエンディングテーマも一応勉強しておいた。自分が音痴であることは百も承知だけど、気に入ったアニソンを勉強するのはただの興味本位、別にそのアニソンの歌手や声優さんのことを自分の本命のアイドルとして夢中しているわけじゃないから。
今回の「あの花」はさすがにツッコミを入れられる雰囲気の作品じゃないから、それ抜きにコメントしておいた。
さてと、掃いて捨てるほどの退屈を振り払って、ロリの花が咲き誇った夏アニメのパラダイスへ羽ばたこう。ところで、今はまさに嵐の前の静けさ、待ち遠しい力作がいっぱい集まっている秋アニメはいよいよ始まる。本番はまだまだこれからだ。シャナたん、吾が王セイバーのその凛とした姿を再び拝見できるとは思うだけでも胸騒ぎが抑えきれない。燃えと萌えを両方も備え、颯爽たる英姿にはまたツンデレ、無口、無表情、無愛想などの萌えの一面がある。ビリビリの御坂美琴も、黒髪ロングの暁美ほむらも、こういうヒロインが大好きなんだ。
今度ネタをまとめ終わったらまた特定人気作品のコメントをしたいと思うから、お楽しみに。
ご褒美頂き、ありがとう。初心者なんてとんでもないことです。書き込みの日本語はなかなか上手ですね。ところで、文面に何かわからないところがあるなら、遠慮なく言ってくださいね。中国に訳してあげますから。
書くにはけっこう時間がかかったね。
何の誤りもありません。すごく上手な日本語です。これはお世辞じゃありませんよ。
ありがとう、でもこれぐらいじゃまだまだ足りないと思います。私の目標まではまだ果てない道を歩かなきゃね。
頗るつきのレスをありがとうございます。
同感です。やっぱりこの作品には人々の共通の思い出を呼び覚ます魔力がありますね。って最初エンディングテーマを見る時もそう思いました。子供頃から今まで成長してきた誰の心にもそんな思いが秘めています。その思いを観衆の皆さんの心にぶつけたのがまさにこの作品です。そして画面に合わせて流れてきたエンディングテーマはすごく印象的で皆さんの心底にまで染み渡りました。もちろん皆さんからの共鳴をもらいました。
このように好きな作品やキャラについて日本語で話し合うのは久しぶりですね。私がスレを書いたかいもありますね。
お互い様です。私もくちべたで、また人見知りという内気な性格なので、日本語の会話やヒアリングもなかなか上達できません。これからもよろしくお願いします。
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