听了一遍宅女现充的广播剧


(マウスをクリックする音)
ゲームキャラ:マスター、そ、そんなじっくり見ないでくれ。何と言うか、照れる。
直輝:ふーうん。さあ、恥ずかしがらずにその手を、どけて。
ゲームキャラ:わたしの体は長きに於ける戦いで傷に塗れている。あまり綺麗なものではない。
直輝:それも君の勲章だよ。傷の一つ一つまでオレが愛してあげるから。
ゲームキャラ:それがマスターの願いならば、承知した。
(ドアを開ける音)
あかり:直輝。ちょっとハサミ貸して。
直輝:うっわおおお。
あかり:あー、直輝。何やってんの。
直輝:おうっ、うっせー!いきなり入ってくんなよ。
ゲーム:どうしたのだ、マスター。やはりわたしの体を見て幻滅したのか。
あかり:えっ、何これ?エロゲー。
直輝:わあはー、しまった。トーン抜けてる。
あかり:うっわー、きしょっ。三次元の女の子に相手にされないからって。
直輝:うーうるさい、これはエロが蛇足なあってぐらい熱い戦いとドラマがメインの希少名作なんだよ。
あかり:でもエロゲーじゃん。えろえろじゃん。
直輝:たまったま今そういうシーンだったんだ。
あかり:へー
直輝:大体これは鈴木に薦められたんだ。文学的な要素があって勉強になるからって。
あかり:んん、あかりはてっきりまた学校で嫌なことがあって現実逃避してるかと想ったけど。
直輝:ぐううっ、そんなわけないだろう。女子とだって普通に話したり買い物行ったりしてるんだからな。
あかり:あーはいはい、分かった。それよりハサミ借りてくからね。マ、ス、ター
直輝:ばっばかにすんな!おいこら、あかり、あかりー。

ドラマCD「おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!」第一話、「柏田好き好き、あんたを殺してあたしも死ぬ!」

小豆:起きてください、直輝君。朝ですよ、直輝ったら。
直輝:んーん。
小豆:学校に遅刻しっちゃいますよ。起きないなら、その、悪戯しっちゃいますよ。
直輝:んーん。
小豆:ほ、ほんとに起きないですね。直輝君、寝てるんですよね。じゃ、失礼して。(衣擦れ音)ほ、ほんとに直輝君と添い寝しちゃいました。ゆ、夢みたいです。あ、あれ、こんなところに硬いものが、すごい!男の人のってこんなに大きい!ちょっと触っちゃおうかな。(音)ええい!あ、あ、ぶるぶる震えだしました。ど、どうしよう。
直輝:それ、オレのスマホだよ。大画面とアラームだからね。
小豆:あーやっと起きましたわね。
直輝:それやこれだけこそこそやられたら起きるよ。っていうかなんで櫻井さんがオレの布団に?
小豆:えっ、なんでって、いつも通り窓から入ってきて直輝君を起こしに来たんですけど。
直輝:っえっと、は、そんなことさらっと言われても。
小豆:なんでですか。もう十年以上ずっとそうしてきたんじゃないですか。それに幼馴染に向かって櫻井さんなんて、他人行儀な。いつもみたいに、小豆って呼んでください。
直輝:お、幼馴染?
小豆:そうですよ。この部屋でも二人でよく遊びましたよね。
直輝:そーーだっけ?
あかり:ちょっっと、朝から何騒いでんの。
直輝:あ、あかり、やばい、こんな情況見られたら何って言われるか。
あかり:こら、起きてるならさっさと下りてきなよ。
直輝:うあああ、あかり。違うんだ、これはーー
小豆:おはよう、あかりちゃん。
あかり:小豆さん。おはようございます。
直輝:えっ、あ、あかり。怒らないのか。
あかり:何か。
直輝:いいや、そのーー
小豆:あかりちゃん、今日の直輝君なんか変なんだ。わたしのこと、櫻井さんって呼ぶし。
あかり:は?何それ。お兄ちゃんなりのギャグ?ちっとも面白くないんだけど。
直輝:別にそういうわけじゃないけど。ちょっ、お兄ちゃん?
あかり:ひゃっ、急に大声出さないでよ。
直輝:だ、だ、だって、おおお兄ちゃんだなんて、お前が変な呼び方するからだろう。
あかり:昔からそうじゃん。何を今さら?
直輝:で、でも、お前、普段はオレのことを直輝って。
あかり:いいから、さっさと起きてよね。朝ご飯せっかく作ったのに、冷めちゃうじゃん。
直輝:くっ、作ったってお前かが、おかんはどうしたんだよ。
あかり:あのねえ、朝食作るのはいつもあかりの仕事、パパとママは長いこと仕事の都合で海外に出張中、だから、小豆さんはたまに様子見に来てくれるでしょう。
小豆:う、うん、おばさんに「直輝君をよろしく」って言われてるし、それに、直輝君とあかりちゃん、兄妹とは言え義理だから、その、何か間違い起きないようにと想って。
直輝:義理の兄妹?またオレの知らない新真実がーー
あかり:あー小豆さん、それは心配ない。何もないから。
小豆:で、でも、何がきっかけになるか分からないじゃない。
直輝:これなんってエロゲーだよ?(マジでどうなってんだ?) 

登校中:
直輝:あかりの料理うまかったな、ってやべえ、もうこんな時間かよ。急がねえと、ダッシュ!
(走る音)
直輝:わっ,ど、ど、ど!
桃:うわ!
(二人で倒れる音)
直輝:あ、あの、大丈夫ですか。
桃:いっててて。なんなんのよ、もうーー
直輝:えっ、ごめんなさい。って、うえ、恋ヶ崎。
桃:は?誰よあんた?何でわたしのこと知ってるわけ?
直輝:お、お前こそ何言ってんだよ。新手の嫌がらせか?
桃:は??何で初対面の相手に嫌がらせしなきゃいけないわけ?
直輝:(初対面?今日はほんとに何なんだ。あかりといい櫻井さんといい、皆おかしいぞ)
桃:はー、スカート汚れたじゃん、マジ災厄。
直輝:う!(こ、これは見事なNG、魅惑な三角サイト、すらっとした足が丸見えに)
桃:ん?は!ちょ、ちょっとどこ見てんのよ。
直輝:ピンクか。桃だけに。
桃:こ、この、へんたーーーいーー
直輝:まっ待て、その振り上げた拳下ろすんだ。今のは事故でオレもお前も被害者なんだよ、な、なああ?
桃:えっ、んん、ふん!
直輝:な、殴らないのか。
桃:殴って欲しいわけ。
直輝:そういうわけじゃないけど。お前にしては心が広いっつか
桃:だから、あたし達初対面だっての。はっ、まあいいわ、もうあんたとは関わることもないんだろうし、それじゃね。
直輝:おい、恋ヶ崎。わ、待ってて。あっ、ん。行っちまった。でも、もう関わることはないって、何もそこまで言うことないだろう。
(予鈴の音)やばい、オレも急がないと。
(走る足音)

教室:
直輝:(ドアを押し開くおと)ぜーはー、何とか間に合って。
鈴木:おはよう、カッシー、ぎりぎりだね。
直輝:あっ、鈴木。何でお前がこのクラスに。
鈴木:んんん?カッシーはおかしなこと言うね、入学した時からずっと一緒じゃん。
直輝:あ、そうだったな。(鈴木もか、もうここは話を合わせておいたほうがよさそうだ)
鈴木:あ、そういえばカッシー、聞いた?教子のクラスに転校生来るらしいよ。
直輝:この時期に?珍しいこともあるなんだな。
鈴木:しかもね、その転校生、すっごくかわいい女子らしいんだ。楽しみだよねえ。
直輝:そうか。つっか鈴木、三次元の女に興味ないんじゃ?
鈴木:う?俺、女の子大好きじゃん。
直輝:(そういう設定になってるのか)
鈴木:俺はこの学校の女の子は全員スリーサイズまで把握してるよ。でも皆まだまだ成長期だから日々のデータ収集が重要なんだ。
(先生入る)
ムラサキ:はい。席についてください。
鈴木:おっと、先生きたみたいんだよ。
直輝:あ。ってムラサキさん。
ムラサキ:はい、皆さん、おはようございます。今日一日しっかり勉強しましょうね。
直輝:もうこの学校の人ですらないし。
ムラサキ:では今日は授業の前に、皆さんに転校生を紹介します。仲良くしてあげてくださいね。
鈴木:よ!待ってました。
ムラサキ:じゃ、入ってきてください。
(ドアの音、転校生が教室前に歩いてくる音)
桃:あ、あの、恋ヶ崎桃です。今日からこの学校に転入してきました、よろしくお願いします。
(拍手)
直輝:そう来たか。確かに教室にいなかったな。
鈴木:わお!すごい、カッシー。お人形さんみたい。小さくて、かわいくて。へへ、俺、恋ヶ崎さんとお近づきになりたいな!
直輝:(へ、へ。それ、オレの知ってる恋ヶ崎が聞いたら泣いて喜ぶと想うぞ)
ムラサキ:恋ヶ崎さんの席は、そうですね、柏田さんの後ろが空いてますから、そこでお願いします。
直輝:後ろの席って、まさか!
桃:ってわああ!
直輝:何だよ。
桃:あんた、今朝の変態!
直輝:変態じゃねえ、あれ事故だ。
桃:何か事故よ。あんた、あたしのパンツ見たくせに。
直輝:トッ、そんな誤解されるような言い方するな。
翠:柏田君。
直輝:そんな目で見ないでくれ、長谷川。悪夢だ。

放課後、廊下:
直輝:やっと昼休みか、今日は色んなことが起きすぎて疲れた。取り合えず昼飯買いに行くか。あ、あれは長谷川?
翠:と、ほー。
直輝:すごい量のノート抱えて大変そうだ。また先生の手伝いか。と言うかこれ、今朝の誤解を解くチャンスなんじゃ。長谷川。
翠:あ、柏田君。
直輝:それ、委員長の仕事?手伝おうか。
翠:えっ、い、いいの。じゃ、お願い。
直輝:ん!じゃ、よいしょっと。
翠:え、ありがとう、柏田君。
直輝:は、べ、別にこれくらい。
翠:あの、柏田君。
直輝:ん、何?
翠:うっ、えっと。ちょっと聞きたいことがあるんだけれど。いい?
直輝:それは、も、もちろん。どうした?
翠:あ、あの、その、け、今朝の恋ヶ崎とのことなんだけど。
直輝:ち、違うんだ、長谷川。あの、おれ、今朝はすごく急いでてさ、ちょうど角から飛び出てきたあいつとぶつかっちゃって、その時、偶然、偶然見えただけだった。
翠:そう、なの?
直輝:あいつとは、本当に、本当に何もないんだ、マジで。
翠:そう、そうだったの。(小声:よかった、てっきりもっと親密な関係なのかと)
直輝:な、何か言った。
翠:い、いえ、なんでもないの。
直輝:あれ、長谷川、どこ行くんだ。職員室じゃ、ここ右じゃ。
翠:そ、そうよね。柏田君に限って、そんなことあるはずないわ。でも私、どうしてこんなに安心しているのかしら。
直輝:ちょ、ちょっと、そっちは下りの階段だけど、足元見て長谷川!
翠:えっ、あああ!
直輝:危ない!長谷川。く、うう!
(抱き止めた音。むにゅ!)
翠:あ、あ!
(むにゅ、むにゅう。)
直輝:
な、なんだ。この柔らかいの。弾力があって、すべすべで、気持ちよくて。
翠:あっ、ちょっ、いや!か、柏田君。
直輝:こ、これは長谷川の、お、お尻?下着はピンクの水玉か。意外と可愛い下着穿いてるんだなあ。っていうか、何だこの情況。どんなトラブルだよ。
翠:あ、あのうう。
直輝:あ、あの、ごごごごごめん、長谷川。すぐ、すぐ離れるから
翠:うふふふ、私は、大丈夫。
直輝:怒らないの。
翠:だって、私を庇ってくれたよね。それに柏田君、わざとそういう、その、え、えっちなことする人ではないもの。むしろ私のほうこそ、ありがとう。柏田君って、頼もしいのね。
直輝:う、長谷川ああ。あ、オレ、これからも委員長の仕事とか手伝うし、困った時はいつでも助けるから。
翠:え、ありがとう。
直輝:(長谷川が笑った。うううわは、そうだよ、オレが見たかったのはこの笑顔だよ。マジで生きててよかった。)


保健室:
直輝:(鼻歌:は、せ、がわがわらった。長谷川が笑った。ちょうかわいかった。)失礼します。ちょっと転んじゃって、絆創膏とかありませんか。え、あれ、保健の先生いないのか。
ムラサキ:保健の先生は出張中なんです。
直輝:あ、ムラサキさん。なんでまたここに。
ムラサキ:ちょうど中に入っていく柏田さんが見えたので、気になっちゃいまして。それより、駄目ですよ。
直輝:はい?
ムラサキ:ムラサキさん、じゃなくて、きちんとムラサキ先生と呼んでください。
直輝:はあ、すみません。
ムラサキ:分かればいいんです。さん付けより先生のほうがエロい感じがしますからね。
直輝:そんな理由?
ムラサキ:本当は、ゆかりさんって呼んでもらえるのは一番嬉しいんですが。
直輝:そ、そこにはどういう意図が隠されてるんでしょうか。
ムラサキ:とまあ、この話は置いておいて、怪我したところ見せてもらえますか。応急処置致しますからね。
直輝:消毒とかですか。
ムラサキ:添い寝をして差し上げます。
直輝:どうしてそうなりました。
ムラサキ:嫌ですか。
直輝:うぇ、うう、それは、その。
ムラサキ:うふふん。柏田さん、その沈黙、OKと見做します。
直輝:だから。
ムラサキ:まあまあ、ともかくベッドにどうぞ。(押し倒す音)ええい。
直輝:わ、と、とほう。
ムラサキ:うふん、さあ、柏田さん。もう逃がしませんよ。
直輝:な、何考えてるんですか。ムラサキさん。
ムラサキ:むらさき、せ、ん、せ、い、ですよね。
直輝:ちょ、ちょっと、何を?
ムラサキ:ねえ、この体勢、何って言うか知ってます。マウンドポジションって言うんですよ。
直輝:し、知ってますけど。なんと言うか、跨がれている場所は大概際どいし、太ももが当たって、その、、
ムラサキ:わたし、いつも柏田さんのこと見ていたんです。教壇の上から、柏田さんの憂鬱そうな顔とか、困惑してる顔とか、見ていて、すごくキュンキュンします。こんな感情、教師として抱いちゃ行けないって想ってましたが、もう、我慢できません。むちゃくちゃにしてあげたいです。
直輝:言ってることがむちゃくちゃだと想いますーー
ムラサキ:ほら、ぜんぶ先生に任せて、リラックスしてください。さあ、先、生と行けない恋の内科検診、始めましょう。
直輝:こっくり。ム、ムラサキさん、オレは、オレは、、
ムラサキ:うん?
直輝:やっぱり駄目です。(押し退ける音)
ムラサキ:ああ。ど、どうしてですか。私とじゃ嫌なんですか。
直輝:そうじゃないんです。オレ、好きな人がいて、その人を裏切れないです。
ムラサキ:好きな人?で、でもそれって、柏田さんが一方的に想ってるだけですよね。
直輝:それは、だけど、やっぱり駄目なんです。ごめんなさい。
ムラサキ:柏田さん。あ、ほう。


屋上:
足音。喘ぎ声。
直輝:取り合えずここで落ち着こう。屋上なら、多分誰も来ないだろうし。
桃:あ、あの。

屋上:
足音。喘ぎ声。
直輝:取り合えずここで落ち着こう。屋上なら、多分誰も来ないだろうし。
桃:あ、あの。
直輝:恋ヶ崎、いつの間に?
桃:あのさ、今ちょっといい?
直輝:あ、おう、いいけど。
桃:う、ぐ。朝さ、あたしとあんた、ぶつかっちゃったじゃない。
直輝:おう、そうが?
桃:あれからあたし、おかしいのよ。その、あんたに下着を見られたことを思い出すと、体が熱くなっちゃって。
直輝:は?
桃:だからさ、ねえ!もう、察しなさいよ。
直輝:え、いや、まったく情況が見えないんだけど。
桃:うぐ、あんた鈍感ねえ。だから、その、柏田、あた、あたしと付き合いなさいって言ってるの。
直輝:は?うわああ!い、いきなり何言ってんだ?
桃:唐突なの分かってる、でも仕方ないでしょう、本当に好きなんだもん。好き好き好き、体が疼いて疼いて、あたしの中の本能が柏田を求めてラブラブ、フォーリンラブなんだもん。
直輝:意味が分からん、だけど、こいつのこの表情、マジなのか。
(選択ウィンドウ出た。)
直輝:ん?何だこりゃ、目の前に二つ文章出てきたぞ。えっと、「付き合おう」と「はあ?寝言は寝て言え、ブス」。ってなんだこれ。完全にエロゲーの選択肢じゃねえか。
桃:ねえ、柏田、どっちなの。あたしと付き合ってくれるわけ。
直輝:ううう、それは。(えっと、この二つから選ばなきゃ駄目なのか。でも、いくらなんでも二つ目はひどすぎだし。)つ、付き合おう、恋ヶ崎。
桃:ほ、ほんとう?嬉しい、柏田。(抱きつく)
直輝:ここ、恋ヶ崎。いきなり抱きつくなって。
桃:うへへ、だって嬉しいんだもん。柏田、大ーー好き。
直輝:はう!(くっそー、悔しいけど、やっぱりこいつ可愛い)
桃:ねえ、柏田。
直輝:え、何だ。
桃:キッス、してほしい。
直輝:うわ!
桃:女のあたしから誘ってるのよ、駄目とは言わせないんだから。
直輝:いや、駄目って言うか、(恋ヶ崎はこんな近くに、こんな顔見せられたら、俺、)、恋ヶ崎。
桃:柏田。
(いい雰囲気なのに、乱入者が)
小豆:待ってください!
直輝と桃:うわああ!
小豆:そのちゅー、待てですよ、直輝君。
直輝:櫻井さん。
ムラサキ:私もまだ諦めてませんよ。
翠:柏田君。
あかり:お兄ちゃん。
直輝:ムラサキさんに、は、長谷川、それにあかりまで。どうしてここに。
あかり:お兄ちゃんが好きすぎて、この学校に飛び級して来たの。
直輝:嘘付け。
翠:やっぱり恋ヶ崎さんとはそういう仲だったのね。
直輝:ご、誤解だ。あ、これは選択肢の二つ目があまりにひどすぎだから。
翠:だったら、時間切れまで待てば三番目が出てきたのよ。
直輝:そんなシステムだったの。
翠:悲しいわ、わたしも柏田君のことを心から愛していたのに。
直輝:えっ!うええ!愛してるって、長谷川が、俺を?
小豆:私だってそうですよ。ずっとずっと十年以上も直輝君のこと大好きだったんですから。
直輝:気持ちは嬉しいけど、俺にはその思い出がないよ。って言うか、この情況どうすればいいんだ。誰か助けてくれ!
(ドアを押し開く音)
鈴木:間ってよ、みんな。
直輝:鈴木!よかった、助けて、、、
鈴木:今まで黙ったけど、俺も一人の男性として、カッシーのことを愛しているんだ。
直輝:お前はもうキャラを見失いすぎだな。
小豆:直輝君!
あかり:お兄ちゃん!
翠:柏田君!
ムラサキ:柏田さん。
鈴木:カッシー
直輝:どうなってるんだ。(後ろにぶつかって)あ、わるい、恋ヶ崎、おれ、何が何だか。
桃:ひどい。柏田はあたしのこと好きだって言ってくれた。付き合おうって言ってくれた。なのにあたし以外にもこんなに女はいたんだ。
直輝:違うって、俺も情況をよく分からなくて。
桃:許さない!
直輝:えぁ!こ、恋ヶ崎、お前、目、目が塗りつぶされたみたいに真っ黒に、って、これってもしかして、ヤンデレ。
(包丁を出す音)
直輝:がはああ!包丁!そんなのどこから?
桃:許さない!うふんふんふん、えふんふんふん。
直輝:た、助けてくれ!
小豆:逃がしませんよ、直輝君。うふん!
あかり:お兄ちゃん、兄妹でも好きになっていいよね。
翠:柏田君、信じてたのに、信じてたのに信じてたのに信じてたのに。
直輝:ええええ、何で皆、目に光がないよ。お願い、放してぇええ。
ムラサキ:さああ、早く保健室に戻りましょう。先の続きを、してあげますから。
鈴木:カッシー、ここまでフラグ立ててきたんだから、俺を裏切る分けないよね。
直輝:駄目だああ。皆、我を失って、このままじゃ、本当に。。。
桃:柏田。
直輝:恋ヶ崎!頼む、命だけは、、、
桃:大丈夫。あんたを殺してあたしも直ぐに行くから。
直輝:全然大丈夫じゃない。
桃:柏田。だーいー好き。いつまでも、どこまでも、永遠に一緒だよ。
(びゅう!包丁に刺された音)
直輝:がああああああああ。


夢落ち、目覚め:
直輝:があ!はあ、うわあ。ここは、俺の、部屋?そうか、俺、エロゲーしながら眠っちゃってて。つまり、全部夢かあ、はあ。にしても、やけにリアルな夢だったな。まるでエロゲーの主人公みたいだったけど。ま、皆が俺のこと好きだなんて、あるわけないな。
あかり:ちょっと、今の叫び声、何?夜中にうるさいんだけど。
直輝:ああ、なんでもないよ、気にすんな。
あかり:気にすんなって。大声出したんはそっちじゃん。
直輝:はいはい、悪かったよ。いいから、あっち行けって。(そうそう、あかりはこういう奴だよな)
あかり:何なの、人が心配して来てあげれば、もう、お兄ちゃんなんか知らない。
(あかりがドアを締めて去る)
直輝:うはあ、うるさいのがいなくなったなあ。よし、気合を入れてエロゲーの続きをやるかな。(マウスをクリック)待ってよ、あかり、あいつは今、俺のこと、お兄ちゃんって呼ばなかったか。おい、あかり!

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10000
paulwzking 伯爵
这广播剧那里有下的?

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yaten2018 伯爵
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