非情の受身の注意点


本帖最后由 妖精の書 于 2019-6-5 04:06 编辑


非情の受身の動作主


1、私は 魚を 釣った。

2、×魚は 私に 釣られた。



非情の受身では物・事を主語にします。

しかし2は 非文となります。



では、どんな場合に、

物・事を主語にする非情の受身が使われるのでしょうか。



1、源氏物語は 紫式部によって 書かれた。

2、この雑誌は 多くの人に 読まれている。

3、入学式が(学校によって)行われた。

4、花壇の花は 何者かによって 切りとられた。




まず、動作主に注目してみます。


1、源氏物語は 紫式部によって 書かれた。 →有名である。

2、この雑誌は 多くの人に 読まれている。 →不特定である。

3、入学式が(学校によって)行われた。 →言う必要がない。

4、花壇の花は 何者かによって 切りとられた。 →誰なのか、わからない。



非情の受身の動作主は、この4つの場合が多いようです。





本帖最后由 妖精の書 于 2019-6-5 04:02 编辑


動作主が有名人の場合

2、「舟を編む」は 三浦しおんによって 書かれた。
3、金閣寺は 足利義満によって 建てられた。
4、運命は ベートーヴェンによって 作曲された。
5、電話は ベルによって 発明された。

この場合、助詞には「~によって」が使われます。

例文を眺めてみると、助詞も「~によって」をつかうので、
一つのまとまった表現として
学習者に提示する方がわかりやすいと思われます。


本帖最后由 妖精の書 于 2019-6-5 04:02 编辑


動作主が不特定多数の場合

6、三社祭は、浅草の人々によって 守られています。
7、この基金は、多くの賛同者によって、支えられています。
8、村上春樹の本は、世界中の人に 読まれています。
9、この童話は 子供たちに とても愛されている。



● ○○は 多くの人に「~      」
この「~   」の中に入れる動詞を 考えてみてください。

「尊敬されている、指示されている、共感されている、食べられている
使われている、・・・・」
など、動作主が不特定多数の場合、「~  」に入れた動詞は、
「~ています」の形になりませんか。

動作主が不特定の場合は、多く動詞の形は「~ている」となります。
2の例文も、一つの表現として、導入できます。
その時には、動作主は「子供」「若い人」「女の人」のように、
不特定(多数)の人だと、きちんと提示しましょう。






本帖最后由 妖精の書 于 2019-6-5 01:40 编辑


動作主はいう必要がない場合


入学式が(学校によって)行われた。は、
動作主を無理やり、(学校によって)と書きましたが、
この例文の場合、動作主を言う必要がないのですから、

【3’入学式は 学校で 行われた。】のようにする方が自然です。

10、来月、人工衛星が 打ち上げられます。
11、上野の森で 現代アート展が 開かれます。
12、国際会議では 英語が 使われます。
13、来月、記念切手が 発売されます。




本帖最后由 妖精の書 于 2019-6-5 05:15 编辑


動作主が誰なのかわからない場合
4、花壇の花は 何者かによって 切りとられた。

4の場合、現象文として(注1)
「花壇の花が 切り取られている」のようにも言えます。

14、金庫が 誰かに 開けられた。
→ 金庫が あけられている。

15、(仕事をしていたのに) 誰かに 電気を消された。
→(戻ってきたら、あれっ?)電気が 消されている。

16、家の前に ごみが 捨てられていた。
17、集会所のカギが 壊されていた。

物・事を主語にする受身は、現象文の場合にも使えます。

注1現象文:目の前の状況・現象を見たままに描写する文


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妖精の書 王爵
    记得每天给黑猫投食にゃああああ [align=right]【投食↓♥↓言の勾玉】[/a
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